必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2018年09月17日

派遣薬剤師として働くメリットとデメリット

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薬剤師でも、会社と雇用に関する契約を締結し、会社と契約している薬局やドラッグストアなどに派遣されて仕事をする働き方があります。多くの場合は、1ヵ月〜1年内の短期間になります。ひとつの勤め先で長期にわたって勤めることはありません。

仕事の仕方の自由度が非常に高いというメリット

女性の方の比率が非常に多いので正規雇用社員として業務につくのが難しい面があります。子供の世話、介護や配偶者の転勤などが正社員で勤務しづらい理由になります。そして、自由にできる時間設定で勤めたいニーズも当然存在しています。

家庭並びに子供の世話との両立が要されるケースなどでは、最適な働き方です。時間や曜日を絞って勤務し、残り時間に関しては子供、家族に利用することができます。

正規雇用社員ではそう簡単にはできないワークスタイルです。契約の取り交わしにより勤務する時間や勤務日数がきちんと定まっているので家事や子供の世話との両立が実施しやすくなります。さらに、勤務する時間や出勤日数のみならず業務につく期間も選ぶことができるので勤め方の自由度が高まることになります。

高い時給で収入の上昇も見込めます

もう一つのメリットは、高い収入を手にできる点があげられます。 限定された時間の中でしっかり収入を得たい場合には、このワークスタイルで業務につくのも選択肢になります。

勤める場合の年収についてですが、時給の相場についてはおおむね2000円〜2500円程度です。そして、資格者が足りていないエリアやできるだけ早く資格者を獲得したい場合は3000円くらいまで高くなります。

また、ケースによっては時給4000円以上の社員募集もあります。時給4000円で常勤スタイルの勤務をすると年収で800万円超も実現可能です。一週間あたり3日の勤務であっても年収額が500万円をオーバーします。

安定的に長い期間勤務することはできません

デメリットについては、安定的に長期にわたって働くことができないということがあげられます。もっとその場所で勤務したいと考えても、相手企業から不要と言われたら、その段階で終了になります。

調剤報酬改定によりまして技術料がカットされ、調剤薬局の運営管理はシビアになりつつあります。経営的にシビアな状況で、かつ人材が充足してきたら一番最初に解雇されてしまいます。ですから、チャンスがあれば、正規雇用社員へ早いうちに切り替えておくこともひとつの選択肢といえます。