必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2018年12月12日

プラスしたいスキルを学ぶメリット

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薬剤の知識だけを学ぶのでは事足りないこともあるようで、そのため、足りない分野を補うための知識や技術をプラスして学ぶことが重要となります。そうした場合、学生はどのような教育施設を選ぶべきなのでしょうか。

学ぶための環境というのも大事になる

国家試験に合格する目的で、薬剤に特化した薬剤師養成の専門学校に入学するものの、医療大国ではある日本ではありますが、薬剤だけの知識だけで通用する社会ではなく、何かしら、付加価値、自己アピールできる光るモノが必要と言われています。

そのため、独自に教育システムを構築している教育施設選びが必要になります。理解を深めるにも、苦手なポイントを克服できなければ、取り残されるという不安・心配が残ってしまい兼ねません。学習環境の機会をいつでも提供してくれていることはポイントで、国家試験の過去問題や模擬試験を教材としたり、ネット環境を駆使したディスカッション機能によって講師に質問することもできます。

苦手分野を避けては資格取得はほど遠くなりがち、理解を深めることができるのはこうした環境を提供できる学校です。

様々な選択授業が展開されている

薬剤としての業務に就くだけでなく、転職やキャリアアップを図るならば、新たな資格を取得することがカギになります。例えば、登録販売者という学びであれば、一般医薬品を販売できるのでドラッグストアでの就職に有利です。

また、漢方養生指導士という学びであれば、漢方薬の調剤メーカーの営業に就くこともできます。ベテラン薬剤師ばかりの中でも、東洋医学の基礎知識から学び、漢方薬の成分や生薬について専門知識を修得すれば、入社した後、即戦力として活躍ができます。

他にも、ドラッグストアでは化粧品なども販売しているので、化粧品に関する選択授業までが展開されているようです。売り場では医薬品の問い合わせもあるため、登録販売コースや化粧品総括製造販売コースなども役立つようです。

現場で役立つ知識や技術を研修や実習で学ぶ

医薬品開発のみならず、営業を含め、薬剤師として企業に勤める際、女性の中には化粧品開発を担う企業に就職するケースも少なくありません。有資格者でなければ、化粧品を製造・販売することができないため、重要視されている学びも数多くあります。

薬剤に特化した知識と技術により、その後の就職先としては、大学の研究所であったり、医療研究センターや製薬会社などもあります。学校で、マウスによる実験や成分分析など、薬品開発に関する実習時間がつくられるケースもあります。

開発企業では危険物も取り扱っていることがあるため、就職先として選ぶ際、危険物取扱者の知識もしっかり学んでおかなければなりません。勉強したことが現場で役立つ、これが重要視されています。もちろん、医薬品開発だけでなく、調剤薬局やドラッグストアなどでの働きにしても、どれだけ深く学ぶ環境が整っているのかがカギです。