必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2019年04月01日

薬剤師を目指す際には職場を見ておこう

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薬剤師を目指して薬学部に通っている学生の方にお勧めなのが、薬剤関係のアルバイトです。バイトには様々なものがありますが、将来に備えてこのような経験をしておくことは、後になってこの時の経験などが活きてくることがあります。

仕事のイメージを掴めるというメリットがある

ドラッグストアや調剤薬局などでアルバイトをすることはメリットが沢山あります。その中でも最大のメリットは、ミスマッチを防ぐことが出来るという点があります。この業界では、学校を卒業して就職した後、3年以内に離職をするというケースが非常に多いことが問題視されています。

その主な要因の1つに、就職してから職場の雰囲気が合わなかった、こんなはずではなかったなどのミスマッチがあるとされます。そのような理由で離職してしまわないよう、学校に通っているうちに実際の職場の雰囲気や職務内容などについて知っておくという事は、ある意味知識や技術を得るよりも大事であると言っても過言ではありません。

また、ミスマッチを防ぐという面以外でも、実際の職務に当たる際の理解をスムーズにするという面でも、学校に通っているうちに経験しておいた方が良い理由の1つです。

就職活動を楽にするという意味合いも

また、こうした経験をするメリットには、就職活動を楽にできる可能性があるという点もあります。アルバイト先の先輩職員に認められ、そのまま卒業後そこで働ける可能性があるためです。また、そこで就職しなくても、貴重な情報を得られる可能性もあります。

職場に同じような薬剤業界の就職活動経験者がいれば、その人に就職活動の時に困ったことなどの経験談を聞くことが出来ます。その様な事を知っておけば、余計なことに時間をかけなくても済み、必要な所にのみ時間を割くことが出来ます。

他にも、ドラッグストア希望であったが、自分にはそれ以外の所が合うかもなど、適性を測る場としても利用出来ます。そこの経験から製薬会社などに目標を変化させることも出来るため、なるべく早いうちに職場で働く経験をしておくと効率的と言えるでしょう。

幅広い視野を得られる可能性もあります

ドラッグストアなどで働く際には、薬剤関連以外のスキルを身に付けられる可能性があるという点も、学生のうちに職務経験をしておきたい理由の1つです。色々な業務を任せてくれる所であれば、薬学以外の知識も深まる可能性があります。

レジ打ちや品出しなど、薬学以外の業務に当たった際の経験は、将来の自分の人格形成などにも役立つ可能性があります。