必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2019年06月18日

期限があるスキルではないが連絡は必要

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資格に有効期限のあるものが増えてきましたが、薬剤師の場合は期限はあるのでしょうか。また、なってから何かやるべきことはあるのでしょうか。更新手続きをしなければならないのかなどを踏まえて、トータルで理解しておくといいでしょう。

薬剤関係のスキルは期限があるのか

基本的に、国家試験を合格して晴れて名乗ることができるようになった場合、有効期限は存在しません。一度申請を行えば生涯更新が必要とないため、安心して仕事をすることができるでしょう。

ただし、非社会的な行動を取ることや心身の障害によって仕事が適切に行えなくなる場合、罰金以上の犯罪や麻薬などの中毒者は資格を剥奪されます。調剤報酬の不正請求や調剤籠を起こさないようにすることなども大切です。

また、通勤時に飲酒運転を起こさないようにすることや、自動車事故を起こさないようにすることも大切といえます。事故を起こしたことによって免許剥奪の危険性があるからです。勤務先がブラックな状況であることや、調剤報酬の水増しをしているような勤務先にいない限り、免許剥奪とはならないため、安心してください。

2年に1度は届出を出さなければならない

更新する必要は全くありませんが、2年に1回は届出を出さなければ免許剥奪の可能性があるため、注意しましょう。2年に1回、当該する年に厚生労働大臣臣宛に届出を出さなければなりません。

なお、届出を出す前に厚生労働省から連絡が来るため、必ず指示に従って届出を出してください。住んでいる所や働いている地域の自治体にある保険所長宛に出しても問題ありません。なお、出さないと名簿に名前が載らなくなるため、罰金刑に書される可能性があります。

資格確認検索システムで日本全域の薬剤師の名前を検索することができますが、未提出でいると名前が掲載されず、偽者扱いされてしまう可能性が少なくありません。また、50万円以下の罰金刑に書されてしまうリスクもあるため、必ず連絡が来たら可及的速やかに提出してください。

一部のスキルでは更新が必要となっている

通常であれば問題ありませんが、研修認定薬剤師のスキルを持っている場合、3年に1度の更新必要です。一定期間内に薬学や医療に関する研修に参加した経験を持っている人ならば、認定される可能性がすくなくありません。

一定の期間で研修・実技などをチェックし、最新知識と専門性の高いスキルを磨き多くの人の健康を守るために誕生した仕事ですが、3年に1回は更新のための単位を取得することで、最新の技術や知識を得て、スキルを生かせるでしょう。