必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2019年08月01日

総合病院やドラッグストアで夜だけ働く

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

意外と知られていませんが、総合病院やドラッグストアでは夜だけ専門で勤務するという働き方があります。たしかに、身体的な負担は大きいものの、手当が充実しているので日勤よりもお金を稼ぐことが可能です。そのため、夜間専門で仕事をするという働き方が注目されつつあります。

夜間はそれほど忙しくないが責任が重大

総合病院は入院患者がいたり、救急外来を受け付けていることもあり、基本的に24時間営業しています。そこでは、交代制で医師や看護師が日夜働いていますが、薬剤師も例外ではありません。救急医療を受け入れている病院では、17時から出勤して朝まで働く夜勤の仕事があります。

日勤に比べるとそれほど多くの人材を必要としないので、常駐するのは1人から多くても数人程度です。業務もそれほど多くないので楽といえば楽ですが、入院中の患者の容態が変化した時には、医師の指示を仰ぎつつ薬の調剤を一人または数人でこなさなければならないので、責任がとても重いことがわかります。

給料が高いので夜勤専門の人も多い

夜勤で働く場合、給与がとても良いのは薬剤師も例外ではありません。その理由は、労働基準法により深夜手当を付けることが義務付けられていることから、通常の給与よりも25%アップすると言われています。

最近では、夜間の勤務を専門にする人材が増えてきています。特に、20代から30代であれば、バリバリと仕事をしてたくさん稼ぎたいという人が多いため、夜間専門の業務は人気があります。年齢を重ねると疲労が蓄積されるので大変なので、年齢に合わせて働き方を変えることができるというのも、資格を生かした働き方の強みであると言えます。

24時間営業のドラッグストアでも求められる人材

24時間営業しているドラッグストアでは、夜間も薬剤師を配置しています。そのため、都心部では特に夜に働くことができる専門家の求人が多いのです。ドラッグストアでも同様に深夜手当が加算されることから、給与は高く待遇が良いです。

また、日中にしか行なうことができない雑務から夜間は開放されるため、調剤などに集中することができるといいます。夜間は少人数体制で業務に当たるため、一人で調剤をしたり、客に対応しなければならないので責任も重くなります。

しかしながら、責任の重い業務をすることでキャリアアップにつながることから、経験値を高めることが出来るのです。