必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2019年08月04日

納得できる形で働くために選ぶこと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

薬剤師として働く場合、パートナーの扶養に入っていると色々とお得な面もありますが、本当に扶養控除の範囲内で働いていたほうがいいのでしょうか。アルバイトなどを含めて、扶養の範囲内で働いていることに対するメリット・デメリットを理解することが必要です。

扶養に入っていることに対するメリットとは

一般的にアルバイトやパートで働く場合、扶養の範囲内で働く場合には103万円程度とされています。年収103万円以下であればパートナーの配偶者控除を受けられますが、配偶者控除についてあまり詳しくない人もいるでしょう。

一般的に配偶者控除とは、配偶者の年収がある一定以下の場合はパートナーの住民税や所得税が軽くなります。つまり節税対策となるため、なるべく積極的に扶養の範囲内に入ろうという人が少なくありません。しかし、社会保険では130万円未満であれば保険料を払わなくてなるといわれているため、節税ではなく保険料の節約だけを考えるならば、配偶者控除の金額が異なってくるわけです。

つまり、パートナーの扶養に入っていることで節税や保険料の節約となるため、節約をしたい人向けとなっています。

扶養に入っていることによるデメリット

もっと稼げるかもしれないのに、扶養の範囲内に納めるために働きたくても働けないという人も少なくありません。特に、収入を稼げる仕事の場合には、パートなど比較的短時間しか働けないということになるため、時間をもてあましてしまうという人もいます。

薬剤師の場合にはその傾向が非常に強いといわれており、収入を増やしたいと考えている人の場合には、扶養の範囲内でいることに対してデメリットしか感じられない問いう場合もあります。さまざまなやり方や方向があるため、どの程度の範囲内で働いたらいいのかや、働く時間帯などに対して夫婦で話し合って理解をしておくことで、満足できる勤務先を見つけることができるでしょう。

範囲内になるか範囲を外れるかはその人しだい

子供がまだ小さく、成長するまでは積極的に働けないという人も少なくありません。その場合には働く時間を短縮し、扶養の範囲内でいることによって体調回復や子供の健やかな成長を見込めるようになるでしょう。子供が大きくなってきている場合、子供のために貯金を増やしたいからと扶養控除からあえて外れることも選択肢の一つです。

個人で働いて稼ぐ収入がある程度高いといえるのであれば、より稼いで家族のために利用したほうがいいといわれています。子供の将来や自分たちの将来のことを考えて働くことによって、より満足できる収入を手にできるでしょう。

収入に対してどうしたらいいか、扶養を外れるかどうかはパートナーと相談し、満足できる結果を出してください。