必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2019年10月22日

短い時間働きたい時に注意しておきたいポイント

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パートの薬剤師として薬局で短時間勤務を希望する場合は、できるだけ通勤しやすいところや、残業時間が少ないところを中心に探すことが重要です。また、人手不足の職場においては、時期によって雇用形態にかかわらずフルタイムと同じような勤務体系で働かなければならないこともあります。そのため、早期の離職を防ぐうえで、面接時に勤務の希望をきちんと伝えておくことが大事です。

自宅の近くの事業所を中心に求人の有無を確認しよう

子育てやプライベートの時間を充実させるために、パートの薬剤師の働き方を選択したい場合には、自宅の近くにある薬局を中心に求人の有無を確認することがおすすめです。たとえば、それほど規模が大きくない事業所においては、年間を通して数人の短時間勤務のスタッフを募集しているところが多くあるため、早いうちからそれぞれの事業所のスタッフの勤務日数や労働時間などを詳しく調べておきましょう。

また、スタッフの主な仕事内容については、それぞれの事業所で扱う医薬品の種類や、職場内の他のスタッフのキャリア、人数などによって異なるため、じっくりと自分に合うところを選ぶことが肝心です。

通勤手当の支給の有無についても調べておこう

自宅から離れたところにある調剤薬局などで働きたい人は、仕事上の出費を最小限に抑えるために、通勤手当が支給される事業所を選択することが肝心です。経営状態が安定している事業所では、スタッフが電車やバスを利用する際に掛かる費用の全額をサポートしているところが多くあり、経済的な不満を感じずに長く働ける環境が整っています。

また、各種手当の支給については、雇用形態や一か月あたりの勤務時間などによって条件が違う事業所もあるため注意が必要です。

将来的に正社員になれるかどうか調べておこう

一箇所の事業所で調剤業務をメインに働きながら将来的に正社員になりたい人は、社員登用の制度があるかどうか求職中にしっかりと調べておくことが大切です。例えば、全国に医療分野の事業を展開している企業の中には、パートのスタッフの勤務態度や出勤日数などに応じて、積極的に社員登用を行っているところがたくさんあります。

そのため、正社員として安定収入を得るうえで、色々な事業所の採用担当者と相談して、それぞれの事業所で期待されている人間像について、できるだけ時間を掛けて確認しておくと良いでしょう。