必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2020年06月03日

病棟で働く際の注意点について確認しておこう

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病棟勤務の薬剤師は、服薬指導をはじめとして患者と接する機会が多くあります。そうした中、こうした現場で長く働くには医薬品に関する専門的な知識だけでなくある程度のコミュニケーション能力が必要となります。また、大学病院や総合病院など医療環境が整っているところで働く場合は、採用や昇進などの際に学歴や職歴などが重視される傾向があります。

働きながら服薬指導や管理の専門スキルを習得できる

公立病院や民間の病院の病棟内で働く薬剤師は、勤務時間が不規則になったり休みが取りにくくなったりすることがありますが、働きながら服薬指導や管理に関する専門スキルを習得しやすいといった魅力があります。また、医療機関内でキャリアを積むことで職場内で責任のあるポジションを任されるようになったり、転職時に有利な条件で給料の交渉ができたりするケースも少なくありません。

そうした中、将来にわたり医療現場で医薬品に関する仕事を担当したい人は、就職活動を通じて専門性の高い業務を担当できる職場を見極めることが有効です。

安定した待遇で長く働けるところが多くある

総合病院や大学病院といった高度な医療が提供されている現場においては、医師や看護師だけでなく薬剤師も安定した待遇で働きやすいといった特徴があります。そのため、将来を見据えて少しずつ専門的な知識や技術を身につけたいという人は、給料や休日だけでなく、研修制度にもこだわって職場探しをすることがおすすめです。

最近では、若手の医療従事者が段階的にキャリアアップができるよう、様々な機会に研修を実施している病棟の数が増えており、新卒者や第二新卒者も自信を持って働くことが可能です。

学会出席やセミナー参加でスキルアップを図りやすい

数ある医療現場の中でも、学会出席やセミナー参加などの機会が恵まれているところは、スキルアップを図りたい医療従事者にとって理想的な職場として位置づけられることがあります。こうした現場にスムーズに就職をするには、在学中にインターン制度を利用したり、職場見学をお願いしたりすることがおすすめです。

また、医療機関によって採用条件にバラつきが見られるため、時間を掛けて身近なところにある総合病院や公立病院などの求人情報をチェックすることが肝心です。その他、時間に余裕があれば働きがいのある職場に勤めている同業者の体験談を参考にするのも良いでしょう。