必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2020年07月28日

幅広い職場環境が用意されている薬剤の有資格者

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

星の数ほどの医薬品知識を持つことも必須ですが、間違いが許されない調合を的確にできる、正確性と集中力も求められる資格です。医薬品の調合や病院や調剤薬局などで日常行う業務ですが、有資格者となればほかにも働くことのできる仕事場の幅は広がります。

多彩な職場から勤務先を選べる国家資格

就職できる場所として真っ先に思い浮かべるのは調剤薬局ですが、幅広い勤務場所が用意されているのも薬剤師です。確かに調剤薬局は薬剤の有資格者が必須の職場であり、たくさんの人材が活躍をしています。

他にも病院をはじめとする医療施設では、高い医薬品知識を持つプロは欠かすことのできない人材です。薬事法の改正が日本で行われたことにより、全国的に多数の店舗があるドラッグストアでも人材は求められています。医療機関やお薬を扱うお店だけにとどまることなく、 製薬会社や化粧品会社も働くチャンスのある仕事場です。

6年間という長い時間を大学で過ごしますが、大学の研究機関で働くこともできます。厚生労働省や国の研究機関などで、公務員として仕事をすることも可能です。

調合は数ミリ単位で正しく行う正確性も大事

親が有資格者だから、周りに薬剤の資格も持つ人がいたからなど、薬剤の専門職の資格を得るため目指す人の理由として、身近に資格を持つ人材がいた等ケースは多いです。医薬品に関してのスペシャリストとなるには、適正というものも考えて選ぶ必要があります。

どんなお薬にも副作用はありますし、飲み合わせ次第ではマイナスに働くリスクもあるため、知識とともに薬剤師には正確性が必須です。患者は健康になりたくて病院を受診して、医者から処方箋を出してもらうので、医薬品の調合には注意力が必要になります。

疾患は患者ごとに異なりますし、重い病であればお薬のミスで命にかかわるかもしれません。薬剤のプロを目指すなら、注意力を持ち正確性がある人は向いています。

国家資格取得の専門性のある資格は収入面も高め

国家資格を必須とする職業の薬剤師ですから、高い薬学の専門性があるため収入もそれに応じて高めの設定です。選ぶ勤務先により月収や年収には違いはありますが、平均的にも無資格で働くよりは良い収入を得ることができます。

仕事にも慣れて働き盛りとなる30代であれば、だいたい500万円台前後の年収が平均です。毎月のお給料の平均としては、およそ38万円前後ほど、製薬会社などに勤務をすれば、もっと高い収入になることもあります。

収入面だけではなく充実の福利厚生も人気の秘訣であり、女性が目指す国家資格としても人気が高いです。