必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2020年12月19日

専門学校や大学で受験資格が得られるか

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医療系の国家資格は一定の学校を卒業してやっと受験資格が得られます。大学を卒業しないといけないときもあれば専門学校の修了で得られる時もあります。薬の専門家になるためにはどんな学校への進学が必要かを調べておきましょう。

専門学校でなることができるのか

医療系の資格には医師や看護師そして薬剤師があります。医師は医科大学を卒業するしか国家試験の受験資格を得る道がなく、その一方で看護師は大学の他短大や専門学校や高校でも国家試験が受けられる時もあります。薬に関する国家資格を得るために国家試験を受験するに当たっては医師同様に6年制の薬学部を卒業しないといけないことを知っておきましょう。

そのため養成するための専門学校や短大は用意されていません。かつては4年制の薬学部を卒業すると国家試験の受験資格が得られましたが今は6年制を卒業しないと受験資格が得られない制度に変更されています。これから学校を選ぶのであれば十分注意しないといけないでしょう。

6年制と4年制とで違いがあるのか

一般的な大学と言えば4年制が多いかも知れません。医療系においては医師や歯科医師などは6年制になり、看護師であれば4年制の他2年制や3年制の学校などもあるようです。薬剤師を目指すのであれば薬学部の卒業が必要になりますが、薬学部に関しては6年制と4年制が用意されていることを知っておきましょう。

そして国家試験の受験資格が得られるのは6年制のみで4年制に進学しても国家試験の受験はできません。薬学部に進む学生すべてが国家資格を目指すわけではなく、研究職やその他の理由で進学する人もいます。4年制はそれらの人に学びやすいように用意されたのでしょう。

一旦4年制に入ると国家試験の受験資格を得るのが大変なので最初から6年制に進学するようにしましょう。

編入することで受験資格取得を目指す

各大学には編入の仕組みが用意されています。大学内で別の学部に編入したり、他の学校の学生が受験資格を得て編入試験を受けて編入するときがあります。薬剤師を目指すには6年制の薬学部に入学する必要がありますが、4年制の薬学部に入学した人や他の学部から編入して国家試験を目指す人もいるようです。

編入できる時期に関しては2年次から4年次まで用意されているので調べておきましょう。各大学では2年次から専門課程が始まるところが多く、薬学以外を専攻していたなら2年次から編入した方がいいでしょう。

4年制の薬学部生なら4年次編入を選択すれば最初から6年制に入学したときと同じようなタイミングで国家試験の受験資格が得られます。