必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2020年12月26日

病院で働くことはメリットもあるがデメリットもある

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キャリアアップには適していると言われている病院勤務ではありますが、やはり良い点と悪い点があることを理解しておく必要があるようです。それでは、病院勤務のデメリットとメリットを細かく解説していくことにします。

知識とスキルが身についてキャリアになる

病院薬剤師の最大のメリットは、知識とスキルを身につけることができるという点にあると言えます。病院では様々な医療スタッフがそれぞれの任務に基づいて誇りを持って働いています。

また、臨機応変に対応が求められるということもあり、刺激的な環境で働くことで確実にキャリアに結びつきます。ドラッグストアや薬局でも新しい知識をみにつけることは求められますが、それが目に見える形で活かすことができるのは、やはり病院という医療現場にほかならないです。

高い専門性が求められ、なおかつ医療スタッフとして一目を置かれる状況で働くことは、必ず自分のキャリアに置いて役に立つことにほかなりません。患者を治療するための薬が、どのように用いられているのかということを現場で確かめながら仕事をすることができる点が魅力です。

過酷な労働環境なのに給与に結びつかないことも

しかしながら、病院薬剤師として働く上でデメリットが無いわけではありません。その一つが、過酷な労働環境にありながらも、それほど高い収入が見込められないという点です。

場合によっては、ドラッグストアで働いたほうが高い収入を得られる場合があるのも事実です。また、大きな病院では他の医療スタッフと同様に、夜勤で働くことになります。そうなると、体力的にも厳しくなり、また、給与水準が低いのにも関わらず、労働環境はそれほど良くないという状況に耐えられなくなり、転職をしてしまう人も多いといいます。

若いうちは病院で働いて後に転職する

病院で働く薬剤師の場合、中途採用が少ないという傾向が見られます。新卒採用での採用が多いことからなかなか欠員が出ず、大きな病院で働きたくても狭き門であると言われています。そのため、狙い目は新卒で病院に就職し、経験を積んでから転職をするという方法です。

病院で働いている人の多くが勤続年数が長く、医療現場でバリバリと働いています。多少の待遇の悪さに目をつぶりつつもキャリアを考える上では、病院勤務は有効に作用するということが考えられます。

そこで、新卒採用で病院勤務に特化して就職活動をしてみるのが狙い目です。