必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2021年02月23日

依然として人気の高さを誇る薬学部

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経済に左右されず、堅実に資格を生かして働くことができるという点が薬剤師が最強であると言われる理由です。現在でも薬学部は人気の高い学部と言われ、毎年高い倍率を誇っています。今後どのように変化するのか見ていきましょう。

最強と言われる薬学部は志望者が多い

2000年代に制度が変わり、4年制から医学部と同じ6年生と改革がなされた薬学部ですが、時代や経済に左右されないという堅実さから、依然として人気の高い学部であることに変わりはありません。理系の高校生の中でも薬学部を志望する学生は軒並み増え続けており、場合によっては文系から薬学部へと進学をするツワモノもいるようです。

こうした状況の中で新たに薬学部を新設する私立大学も増えています。人気が高いのは、やはり学費の面でも優遇されている国立大学です。しかし、国立大学への進学が叶わなくても、絶対に薬学部へ進学したいという希望者が多いため、私立でも薬学部の新設が行われています。

実際、私立大学で学費にお金がかかったとしても、働き始めればすぐにペイできることから、学部を変更するよりは私立でも進学をさせてあげたいという家庭も増えているようです。

女性の割合が高いと言われる背景とは

薬学部の人気を支えているのは、実は男性ではなくて女性であると言われてきました。理系学部の中でも女性の割合が多いのが薬学部であり、実際に現場で働く女性の姿も目立ちます。調剤薬局では、男性よりも女性の割合が高いと言われています。

では、どうして薬剤師には女性の割合が高いのでしょうか。それは、資格を生かしてどのような就業形態でも臨機応変に働き続けることができるという点が強みだからです。調剤薬局が人気ですが、ドラッグストアや地元の薬局などでも資格があればすんなりと働き先を見つけることができます。

女性の場合は、配偶者の転勤についていくという人も少なくないので、そのような場合においても仕事を見つけやすいのが魅力です。

資格があることによってどこでも働ける

資格さえあれば、どこでも職を見つけられるという強みから、不況にも良いと考えられているのが薬剤師の仕事です。社会情勢が不安定な今だからこそ、学生も将来的な見通しを立てながら進学先を選んでいます。現在の社会状況を照らし合わせてみると、資格があることでどこでも働く場所を見つけられる職種というのは、やはり就職に有利です。