必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2021年05月04日

特にコミュニケーションが求められる職場です

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薬剤師の働く職場は主に病院・調剤薬局・ドラッグストアとなります。ドラッグストアは給料や待遇面に優れているのが特徴です。業務内容は他と違い、様々なお客様に対応するケースが多いです。雑務もあるので病院や薬局に比べてやりがいがあるか疑問な方もいるかもしれません。

そのひとに合ったOTC医薬品を提案します

ドラッグストアでの薬剤師は来店したお客さまの症状や悩みを聞いてOTC医薬品を提案します。カルテや処方箋などはないので、症状を的確に聞いて判断をすることが求められます。OTC医薬品は複数の成分が含まれているので、商品ごとに覚える必要があります。

症状によっては病院への受診をすすめることにもなるでしょう。商品の知識、お客さまから情報を引き出して推測するコミュニケーション力が求められます。医療費が増える現在は、OTC医薬品の需要が伸びることが予想されます。

特に責任者となると求められることも多く、ときにプレッシャーになることもあるでしょう。ですが、悩みを抱えたお客様が提案した薬で症状が改善されれば何よりの大きなやりがいと言えます。

お客様に貢献し日常の生活の役に立てます

販売するのはOTC医薬品だけではありません。日用品・食品・健康食品・化粧品まで幅広く取り扱っています。そのため、ドラッグストアは雑務が多いというイメージもあります。

レジ打ちや商品の補充など他の業務に関わる時間も多いです。しかし業務の内容は会社の方針によるので、事前に確認しておいたほうがいいでしょう。医薬品以外も販売しますが全てが雑務とは言い切れません。例えば、日用品や化粧品はお客様の生活に役に立ちますし、体の機能を良くする健康食品なら専門知識が役立ってきます。

あらゆる商品を通じてお客様の健康や生活に貢献できるのはドラッグストアで働く魅力でもあります。やりがいを感じることは出来るでしょう。

ドラッグストアは店舗ごとに責任者を配置しています

責任者は経費や売上などのお金を管理したり人材育成も行っています。そのため、薬の販売だけでなく人材育成や店舗の運営に携われるのがドラッグストアです。人材を育成するためにはスタッフとのしっかりしたコミュニケーションが必要です。

切磋琢磨しながら接客スキルを磨くことで、お店にも貢献できるのです。店舗の運営に関わることもあります。どうしたら売上が上がるかレイアウトを考えたり、商品のPOPを作成することもあります。販売戦略まで考えられるのはドラッグストアならではの特徴です。

お店の経営に興味があるなら魅力的な職場といえるでしょう。来店するお客様は生活の中でも相談できる身近な専門家です。商品の話だけでなく、悩みや相談などを持ちかけるお客様もいるかもしれません。また、病院に行くほどではないけど誰かに相談したい方もいます。相談されたら親切丁寧に答えることで、不安を解消できる手助けになります。