必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2021年06月04日

国立大学の薬学部のほうがメリットがある

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

薬学部で学ぶ場合、国立大学と私立大学で迷う人もいるかも知れません。そこで、どちらを選ぶほうがメリットがあるかという点に絞って詳しく述べていくことにしましょう。そして可能な限り他の選択肢も定時することにします。

国立大学のほうが学費が安いというメリット

薬学部は制度の改正によって4年制から6年制へと代わりました。そのため、学費が高くなったのも事実です。そういった事情を踏まえると、やはり国立大学へ進学したほうが、学費を安く抑えることができます

6年間大学に通うことを考えると、学費も感化できなくなります。医学部と同じくらいの費用がかかるので、どちらかというと国立大学のほうがメリットが多いように考えられます。しかし、国立大学は圧倒的に薬学部の数が少なく、競争率が高いという点が難点です。

また、必ずしも国立の総合大学が薬学部を併設しているとは限らないため、更に狭き門となることは否定できません。そこで、もし学力に自信がないという場合には、国立と私立を併願することで、保険をかけることが可能です。

私立大学では4年制の大学もあるので注意

市立へ進学する場合、注意しなければいけないのは大学によっては薬学部が4年制のままであるということです。4年制の大学を卒業しても薬剤師になるための国家試験の受験資格を得ることはできません。そのため、別の大学に編入するか、もしくは大学院へ進学する必要があります

カリキュラムの関係から6年間の教育を受けることが要件になっているため、4年制の私立大学を卒業しただけでは試験の受験資格を満たすことができないということを念頭に置いて、大学選びをすることが大切です。時々間違えて4年制の薬学部へ進学してしまう人もいますが、いろいろなコストを考えると6年制の私立大学を選んだほうが賢明です。

市立大学という選択肢も考えられる

国立大学か私立大学のどちらかしか選択しはないかというと、そうではありません。市立大学で薬学部のある大学があり、そこを卒業すれば国家試験の受験資格を得ることが可能です。国立大学に比べると難関ではありませんが、それでも薬剤師は人気の職種であり、薬学部を希望する学生は多いため、受験者数は多いです。

市立大学の場合国立大学との併願もできることから、国立が難しいのであれば考えてみても良いでしょう。可能性を模索しながら志望校を選ぶことが大切です。