必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2021年07月07日

仕事と育児の両立が可能な職場を選ぶ方法

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薬剤師が仕事と育児と両立させたい場合には、就職先を決める時に雇用形態や勤務体系、業務内容など大事なポイントをよく確認する必要があります。また、育児休暇の取得しやすさは職場によって大きく事情が異なるため、なるべく休暇の取得実績が良いところや、女性のスタッフの割合が大きいところを探してみましょう。

常勤として働く場合は夜勤や宿直の有無を確認しよう

常勤の薬剤師として病棟や介護施設などで働きたい場合には、夜勤や宿直の有無を確認して、体力面で無理なく働けるかどうか判断をすることがとても重要です。特に、小さな子供を育てている人や出産をしたばかりの人は、勤務の時間帯によって大きな負担が掛かることがあるため、時間を掛けて色々な職場の事情を把握するのがおすすめです。

最近では、子育て中の常勤スタッフを対象に夜勤や宿直を免除したり、出勤をする曜日や日数を自由に選べるようにしたりしている職場も少なくありません。そのため、就職活動中に多くの子育て中の人が活躍している職場のウェブサイトや求人票に目を通したり、自分と同じような立場の人と相談をしたりすると良いでしょう。

その他、過去に病棟や介護施設に勤めたことがない人は、一通りの業務に慣れるまでパートや派遣として短時間の勤務をする方法もあります。

育児休暇の取得者の数が多い職場を探してみよう

育児をしながら長期にわたり薬剤師としてキャリア形成をしたい人は、数ある現場の中でも育児休暇の取得者の数が多いところを探してみましょう。たとえば、大手の製薬会社や街中の調剤薬局の中には、子育て中のスタッフが長く勤められるように、育児休暇の期間を延長したり、一年を通じていつでも休暇を申請できるようにしたりしているところが珍しくありません。

また、育児休暇を終えてから復職までの対応については、職場ごとにバラつきが見られるため、就職先を決めるうえで時間を掛けて情報収集をすることが大事です。その他、育児休暇を経てフルタイムで働きたい人は、自分の能力や適性に合う仕事に取り組める職場を選びましょう。

若手から管理職まで女性が活躍している職場を選ぼう

若手から管理職まで女性のスタッフが活躍している職場は、就職後に仕事ばかりでなく育児にもしっかり取り組みたい人にとって理想的な就職先として位置づけられるようになっています。こうした職場の中には、女性の医療従事者を対象としたキャリア支援が行われているところも多くあり、新卒者や中途採用者、再就職者など色々な立場の人が安心して働くことが可能です。