必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2021年07月09日

薬剤師として第一線で働く為のスキルアップ方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

医療はどんどん進化していて、常に新薬や新しい治療方法の知識を得る必要があります。これから何故スキルアップが必要かと第一線で働く為に必要な知識を説明していきます。さらに独学での勉強方法を挙げていくので、確認してみて下さい。

スキルアップが必要な理由を説明

薬剤師は地域医療の現場での活躍が求められていますし、第一線で働く為には医師、看護師、ケアマネージャーに対して適切なアドバイスが出来るだけの薬学知識が必要不可欠です。ですが仕事に従事していると、仕事がある日は疲れて勉強時間が取れません。

さらに休みの日は家事や用事などすることが沢山あるのが現状です。ですが日々の業務で使用しない知識は忘れてしまいますし、新薬はどんどん販売されるので新な知識を取得することが大切です。またどんな勉強法をすれば働きながら日々進化する薬学知識を更新することが可能なのかを自分なりに考える必要があります。

基礎となる知識を得る為には業務中の気づき、学びをノートにメモしておくといいでしょう。薬の飲み合わせ、後発医薬品の情報を記録すれば必要な時にアウトプットすることが可能です。

第一線で働く為に必要な知識とは

高齢化が深刻な現代社会においては、在宅介護、セルフメディケーションのサポートでも薬の知識が求められます。また仕事の大半を占める調剤業務でも医薬品のピッキングは機械、他のスタッフも行っています。だから今の知識、スキルのみでは第一線で活躍することは困難になる恐れがあります。

今後は薬局で勤務するスタッフの指導や医師と連携をしてサポートする為の薬学知識を身につけなくてはなりません。仕事で使わない知識は忘れ勝ちなので、基礎知識を復習してから新しい治療法、法制度の理解を深めて下さい。

あと調剤薬局勤務の場合は特定の診療科の処方箋しか扱わないケースもあります。その場合は他の分野の知識を自主的に勉強することが重要です。

独学で出来る勉強方法を紹介します

独学での勉強方法として最も一般的なのが、書籍で新しい知識に触れることです。時間がある時に書籍に目を通しておきましょう。あと服薬指導、薬歴管理のマニュアルといった参考書もお勧めです。

また現場では接点があまりない薬の化学構造式、薬局経営の本もチェックしてみて下さい。他にもスマホアプリで基礎知識を復習ことも大切です。無料でダウンロードできるアプリも増えていて、処方箋に記載されている薬剤、併用状況のランキングや医療保険制度、調剤報酬の仕組みを説明しているモノもあります。

それから講演会、学会などで最新情報を仕入れることが出来ます。薬、制度に関わる情報は書籍、インターネットでも調べられますが、幅広い知識となると講演会の参加者同士で知識を共有する事が大事です。独学での勉強以外にも他の人の取り組みを参考にしたり、意見交換をすることをお勧めします。