必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2021年09月22日

仕事と子育てを両立しやすいところで働くには

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多くの薬剤師が働いている現場の中には、仕事と子育ての両立を図れるよう、残業を減らしたり育児休暇を取りやすくしたりと様々な取り組みが行われているところが少なくありません。そこで、働きやすい職場を見つけるうえで、日々の勤務シフトや職場内のスタッフの数、休暇の取得率など重要なポイントを確認したうえで就職をすることが大切です。

残業時間の削減に力を注いでいる職場をチェック

薬剤師が仕事だけでなく私生活の時間も大切にするには、残業時間の削減に力を注いでいる職場を勤務先に選ぶのがおすすめです。最近では、ワークライフバランスの考え方を重視している製薬会社や医療機関の数が増えており、多くの医療従事者にとって働きやすい環境が整いつつあります。

そうした中、残業の有無や、一か月の平均的な残業時間にこだわって職場を決めたい人は、就職活動中に評判が良い法人のウェブサイトをチェックしたり、在職中の人の体験談を参考にしたりすると良いでしょう。また、繁忙期には残業時間が長くなるだけでなく、休日出勤を命じられたり、希望通りに休暇を取るのが難しくなったりするケースもあるため、慎重に職場の候補を選ぶことがポイントです。

長期休暇の取得率が良い法人に目を向けよう

薬剤師が仕事を始めてから育児に専念したり家庭生活を考慮しながらキャリアを積んだりするには、長期休暇の取得率が良い法人を就職先に決めることが重要です。たとえば、女性の医療従事者の数が多い製薬会社や総合病院の中には、いつでも好きなタイミングで育児休暇をとることができるよう、日ごろからスタッフ配置に工夫をしたり、派遣やパートのスタッフを増員したりしているところも少なくありません。

また、長期休暇の後にスムーズに職場復帰を果たせるよう、個々のスタッフを対象にプログラムを作成しているところもあります。そこで、将来を見据えて多くの医療従事者の間で人気がある職場の特徴を調べてみましょう。

職場に託児所が併設されているところもある

大規模の総合病院や大学病院をはじめ、職場に託児所を併設しているところは年々増加しており、子育てに不安を感じることなく働ける環境が整いつつあります。託児所の利用条件は勤務先の方針によりますが、同じ現場で長く医療従事者として働きたい人は、早い時期から様々な形で子育て中にサポートを受けられるところを探しましょう。