必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2023年01月14日

大学の薬学部を卒業した人が働いている職場

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大学の薬学部を卒業して国家試験に合格して薬剤師になった人は、さまざまな職場で働いています。卒業生が就職として選んだ人気のある職場は毎年変化しています。ここでは、大学を卒業した人が選んだ就職先に関する情報について解説します。

資格を取得した多くの卒業生が働いている薬局

大学部の薬学部を卒業して国家試験に合格した薬剤師が選んだ就職先として特に多いのは薬局です。2012年には3000人以上の人、大学を卒業してから薬局で働いています。

薬局を職場として選ぶ人の数は毎年多く、2013年に大学を卒業して薬局に就職した人の数は3500人を超えています。大学を卒業して資格を取得した多くの人が薬局に就職しているのは、求人数が多いことも理由であると考えられています。

日本には非常に多くの薬局があり、ドラッグストアもあわせるとその数はさらに多くなります。ドラッグストアの数は21世紀になってから飛躍的に増加していて、こうした店舗に就職する卒業生の数も増えています。薬局やドラッグストアに就職することのメリットとしてあげられるのは、店舗の数が多いので自宅から通いやすい職場を見つけやすいことです。

都市部ならば、自宅から歩いて通える場所にある職場も見つけやすくなっています。

病院などを職場に選んだ卒業生の数

大学の薬学部を卒業して薬剤師になった人は、医療施設を職場として選ぶことも多いです。病院に勤務する人の数も多く、一般の診療所で働いている人もいます。2012年に医療施設に就職した卒業生の数は2000人を超えています。

これは薬局に就職した人についで多い数です。医療施設に就職する人の数が多い理由として考えられているのは、薬局と同様に求人数が多いことです。日本の各地で診療をしている医療施設でこの資格を持っている人を募集しています。

病院によって規模は大きな違いがあり、さまざまな診療科が設置されている大病院に就職した人や、単科の病院で働いている人がいます。

就職先に選ばれることもある一般企業

一般企業も、この資格を取得して大学を卒業した人が多く選んでいる就職先です。医薬品を取り扱っている一般企業に、特に多くの人が就職しています。その中には医薬品の製造を専門におこなっている会社もあり、医薬品の製造を管理する仕事をしている人もいます。

こうした会社では医薬品の研究や開発を担当することもあります。