必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2023年04月01日

届出票を出さないとどうなるのか

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医師のほか調剤師のお仕事をしている方が、届出票を出さなかった場合、どうなるのかについて解説をします。医療関係者は、2年に一度確認を込めて届出票の提示が求められます。ここでいう医療関係者はお医者様や薬の調合を行う人物です。なお、医師や調剤師として働いていない場合でも届出が必要であるかどうかについても解説します。

国に対して届出を怠ると罰金刑が課される

薬剤師の資格は実は取得してから2年おきに更新が必要で、初めて届出をした情報から変わりがないかどうかを届け出なければならないです。届出を怠ると、罰則の規定があり最大で50万円の罰則を支払うことになります。

なぜ、罰則という規定があるかというと、医療のお仕事に従事する可能性があるからです。医師のほか薬を調合する人物は厳しく国が情報を管理します。この管理規定に違反した場合、苦には違反者に対して罰則という処置をとります。

そして、処置をとるうえで医療関係の国家資格を有する者に悪質性がある場合、医師等資格確認検索システムに登録されなくなります。事実上の医師としての正式な登録ができなくなるため、必ず医療関係の国家資格を持つものは情報の更新を2年おきに行うのです。

よって、医師や調剤師として働いていなくとも免許の更新が必要で届出を怠ると罰則です。

届出票自体は無料で自治体で入手可能

薬剤師の資格を保証し医師等資格確認検索システムへの登録を許す届出票ですが、届出票自体は無償で自治体から入手可能です。なので、近くに存在する自治体で届出票をもらい内容を記載して自治体から送付すれば免許の更新が果たされます。

なお、医師等資格確認検索システムは、オンラインからも届け出が可能なため、調剤師の資格も同様に医師の資格と同じようにオンライン上で届出を可能とします。オンラインでの届け出については、厚生労働省のホームページ上から届け出が可能で医療従事者届出システムを利用します。

医療従事者届出システムを通して、届け出る方法についてはマニュアルが厚生労働省の用意したマニュアルがありマニュアルに従い届出を行います。オンライン上での届け出の利点は、オンラインシステムが機能している限り届け出がいつでも可能だという点です。

届出を忘れている医師や調剤師が意外に多い

オンライン上にて医療従事者届出システムを利用して薬剤師の方がオンライン上で届出を可能となった理由ですが、届出を忘れることがあるからです。実は、医師や調剤師の方の中に、2年ごとに免許の更新があり更新をし忘れてしまうと罰則があるということを忘れている方が意外に多いです。

だから、オンライン上からでも免許の更新が可能となったのが、医療従事者届出システムになり調剤師の方も対象となるシステムです。このシステムは紙面で行っていた届出をオンライン上で可能とするシステムです。不具合こそありましたが、不具合が解消され2023年度も実地しているシステムになります。

システムの利点は、届出を忘れてしまった場合においてすぐに届出が可能という利点があり、医師や調剤師の方は罰則を免れる点です。一方で、システムが機能していないと使えないシステムが医療従事者届出システムです。