必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2023年04月04日

女性にとって働きやすい職場はどのようなところか

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医療業界においても女性の活躍は目覚ましく、薬剤師として勤務をしながらキャリアとプライベートとの両立を図ろうとする人が年々増加しています。そこで、今回は女性にとって働きやすい職場によく見られる特徴についてご紹介します。

職員数に余裕があり協力しやすい環境が整っている

女性の薬剤師の定着率が高い職場の特徴として、現場の職員数にゆとりがあり、年齢やキャリアに関係なく互いに協力しやすい環境が整っているということがあります。中でも、病棟など入院患者の担当をする機会が多い現場においては、年中無休で患者のケアを行うために、医師や看護師など他の職種の職員とコミュニケーションを取りながら仕事を進めることが重要です。

そのため、病棟で患者の服薬管理などの仕事に就きたい場合には、求職中から十分な数の職員がいるところや、勤務時間に無理がないかしっかりと確認しなければなりません。職員の処遇改善に取り組んでいる医療機関では、年間を通して管理職から現場の職員が定期的に集まってミーティングを行ったり、面談をしたりと待遇に問題がないかどうか調査が行われており、新卒者から経験者まで自信を持って働くことが可能です。

調剤薬局やドラッグストアはパート勤務を始めやすい

育児や家庭の事情により正社員のように働くことが難しい女性の薬剤師にとって、自分のペースでパート勤務ができる職場は魅力的な場所として位置づけられています。中でも、調剤薬局やドラッグストアといった昼間の時間に営業をしている職場の多くは、残業時間が少ないことや、勤務の時間帯を自分で自由に決めやすいといった特徴があります。

最近では、女性の職員がパート勤務をしやすいように、職員の勤務時間を変更したり、特定の職員を対象に土日祝日の休みを取りやすくしたりしているところもあります。

産休や育休の取得率が高いところに注目しよう

雇用形態に関係なく、職員の産休や育休の取得率が高い病院や薬局などは、就職をしてから一つの職場で経験を積みたい女性の間で人気があります。職場によっては、求職者に対して職場内のスタッフの平均的な産休や育休の期間について公開をしたり、実際に長期休暇を取得したスタッフが求職者の相談に乗ったりすることもあります。

また、早期の退職を防ぐためにも、休暇後の復帰のタイミングや後のキャリア形成の方法について、面接を受ける前に可能な限り把握しておきましょう。