必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2023年04月25日

地方で働くことから得られるメリットとは

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都市部や地方など、働く場所によっては給与や待遇などに差があるものです。また、メリットやデメリットも存在しますが、薬剤師が地方で働くとどのようなメリットや待遇が受けられるのでしょうか。詳しく紹介していきます。

高い給与だけではない、地域の魅力もメリットの一つ

薬剤師が地方で働く上でまずメリットとなるのは比較的給与が高く、貴重な人材として重宝される、というものがあります。地方は人手不足が顕著に表れている地域もあり、医療従事者の不足はその地域の深刻な問題点として対策が求められているケースも見受けられます。

その結果、人手不足を補うために都市部などと比較しても給与面が高く設定されている求人も多く、採用率も高くて貴重な医療従事者として地域住民に重宝される傾向にあります。また、地方は家賃や物価などが都市部よりも安いため生活の面でもメリットが多く、地域によっては休日などを利用して近辺でリフレッシュをすることも可能、都市部とはまた違った生活を楽しむことができます。

患者一人一人にじっくりと向き合える

そして、地方では地域性として人との関係が濃かったり、距離が近かったりという面がありますが、それは人同士の繋がりが深いということになります。薬剤師は患者一人一人の体や心の状態だけではなく、生活環境まで把握して患者の様子を理解することが求められますが、地方では人同士の繋がりが濃い分、知りえなかった情報を本人以外から聞くことが可能です。

勿論、プライバシーは守りつつとなりますが、人によっては医療従事者に言いにくい事情を抱えていることもあります。ですが、地域のコミュニティーは人の噂話ではなく、相手を思って助言をしてくれる雰囲気を持ち合わせています。

そのため、患者に的確な対応をすることができ、一人一人に寄り添った医療サービスを提供することが可能となります。

在宅医療のサービスを学ぶことができる

また、地方では高齢化が進んでいる地域も多く、そこでは在宅医療のサービスが都市部より盛んに行われています。そのため業務上、在宅医療に携わることもあり、医療従事者としてのスキルを磨くことができるようになっています。

在宅医療では職場で行っていた服薬指導や服薬管理、薬についての相談などを患者の自宅で行うこととなりますが、患者が生活している現場から関連する事象に気付くことは少なくなく、より一層患者に尽くした医療サービスを施すことが可能です。

在宅医療はこれから増え続ける医療サービスとなりますが、地方ではいち早くその現場に足を運び必要な医療サービスを学ぶことができるので、スキルアップを視野に入れている方にはおススメの働き方となっています。