多くの薬剤師が副業をすることで、専門知識を生かした活動を行っています。様々な分野で自分のスキルを活かしつつ、収入を増やすこともできるのが魅力です。薬剤の知識を活用できる仕事や、副業をする際の注意点について見ていきましょう。
副業について検討する前に注意しておきたい点は、本業である職場のルールに違反しないか、という点です。国家公務員として働いている場合や、管理薬剤師の場合、副業をすることが法律で禁止されています。またその他の職場に勤めている場合も、就業規則により禁止となっていることがありますので、注意が必要です。
規則を破って副業を行ってしまった場合、減給などの罰則を受ける可能性があります。就業規則を見ても判断しにくい、よくわからないという場合は、事前に上司や担当者に相談をして、副業をしても問題がないかどうかを確認しておきましょう。
薬剤や医療に関する専門知識を活かすことができる副業の一つとして、メディカルライターをあげることができます。薬に関する記事や、医療系のコラムなどを執筆するお仕事です。
メディカルライターの魅力は、自分自身の知識を様々な人に伝えられること、そして時間を自由に使えることなどにあるでしょう。空き時間を活用して記事を執筆する形となりますので、本業が忙しい方にも取り組みやすい副業です。
クラウドソーシングなどを利用してメディカルライターとして活躍している、そんな人も少なくないといいます。また自分自身で医療系のブログやホームページなどを作成し、アフィリエイトによって収益を得ているケースも多いようです。
休日や夜間を使って副業がしたい、そんな場合には派遣サービスを活用するのも一つの手でしょう。派遣サービスには、1日のみや短期募集の薬剤師求人が多く集まっています。
病院や調剤薬局におけるスタッフ不足時の補充要員として、また大型イベントの医療スタッフなどその内容は様々です。登録を行っておくことで、スケジュールが空いた際に単発で働き、副収入を得ることが可能になります。
派遣を通じて様々な職場や業務に挑戦できる、というのも魅力的なポイントです。派遣サービスで副業をする場合には、本業に影響しないようスケジュール管理をしっかりと行う必要があるでしょう。