必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2023年07月24日

薬剤師国家試験合格率の高い大学を目指そう

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令和四年の薬剤師国家試験合格率は69パーセントとなっており、受験者の半数以上は合格する計算となっています。ですが、各大学によって合格者の割合は異なっているため、本気で国家試験合格を目指すのであれば、合格率の高い大学を受験するのが合格への近道です。

各大学の国家試験合格率は毎年公表されています

基本的には全国の国家試験合格者の割合である69パーセント以上の合格率を公表している大学を受験することが、その大学の実力をはかる目安と言えるでしょう。合格者の割合とその大学の偏差値がイコールではないところあり、高偏差値でなくても大学そのものが薬学専門である場合は合格率が高く注目すべきポイントです。

国立大学の薬学部はどの地方であっても合格率が高い傾向にあり、地元の薬学部への進学を希望している場合は国立大学を視野に入れると資格を取得しやすくなるはずです。私立大学でも国立大学以上の合格率を誇るところもありますが、もとも薬学の名門校として知られているケースが多くなっています。

予備校に通って国家試験に強くなる

例え国家試験合格率の高い大学に進学出来たとしても、合格出来るか否かは自分の薬学の知識と試験対策をどのくらい行なっていたかによります。大学の勉強のみで不安を感じる場合には、薬学の予備校にも通い国家試験対策を行うのがオススメです。

合格に向けての試験対策のみを過去問を中心に行うため、試験本番に向けて万全の状態で挑むことが出来るでしょう。予備校に通う予算を節約したい場合には、大学内の国家試験のサポート講座が充実しているところを調べて進学すると安心です。

普通の予備校に比べて大学内のサポート講座は料金が安い傾向にあり、大学のキャンパス内で授業が受けられるため移動時間が短く済みます。

もし国家試験に受からなくても翌年も受験可能

ストレートで初回の薬剤師国家試験に合格しなかった場合でも、翌年の試験を受験することが出来るためすぐに資格取得を諦める必要はありません。その場合は人にもよりますが大体は就職をせずに予備校に通って、国家試験浪人として次の合格を目指すことになります。

見事二回目の受験で合格した場合には国家試験浪人として薬局や病院に就職することになり、採用する側も毎年のように国家試験浪人を雇っているところがあります。一生働ける貴重な国家資格であるためすぐに諦めずに、国家試験浪人をしてでも合格を目指す人が多いのが特徴です。