普段接する機会があまりない場所でも、薬剤師のニーズがあります。仕事内容も病院などと違って、特殊な内容になっていることもあります。特に自衛隊の中であったり麻薬取締官、刑務所といった場所で活動することがあります。国家公務員となって仕事をしていくことになるので、一味違う内容になることでしょう。それぞれの仕事内容を把握しながら、仕事に取り組んでみてもいいでしょう。
薬剤官といわれる自衛隊の中で仕事をすることもあり、幹部職員となって対応していくことになります。普段病院などの医療機関や、ドラッグストアなどで仕事をしていると全く知ることがないケースもあります。
ただ公務員で仕事をしていく中で貴重な経験を積むだけでなく、給料なども期待することができます。国家公務員かつ自衛隊の幹部職員となって仕事をする薬剤官は、主立った仕事内容として自衛隊の中の病院で対応することになります。
薬の管理や調剤などを担当していきますが、費用面では医療費の管理も担当します。また災害時に被災地で医療活動も実施しますが、時には全国各地に転勤することがあります。仕事内容はハードになることがありますが、年収は600万円ほどとなっています。
麻薬取締官は非常に特殊な仕事ですが、薬剤師が担当することもあります。主に厚生労働省の職員になり、取り締まりを兼ねて捜査を担当することもあります。主な仕事内容としては現場捜査を行うだけでなく、様々な情報を収集したり指導や監督を行います。
また日頃から不正薬物使用について、様々な場所に出向いて防止活動などを担当することもあります。業務内容が多岐に渡るので、勤務時間だけでなく休日も大きく変わることも少なくありません。また身の危険も感じることがあるので、捜査に活用できる技術を日頃から行うこともあります。
給料は当然ながら高くなっていますが、不定期に採用が行われます。
刑務所で治療などを行うこともありますが、調剤薬局で対応していくケースとさほど差はありません。特殊な仕事と感じられますが、服薬指導だけでなく調剤なども担当していきます。健康面でもチェックを行うことがあり、適切な健康管理が求められます。
高いスキルも求められることがあり、時には仕事量も人材不足などで増えることがあります。