必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2024年02月12日

私たちの健康管理に欠かせない薬を適切に使うために

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人間は常に体調が良い時ばかりではありません。病気になることもあるし、そこまでいかなくても体調が良くないときもあるでしょう。そういった時に健康を維持するのに役立ってくれるのが薬です。それを扱う仕事の重要性について見ていきましょう。

自ら薬を選んで購入する機会も増えている

最近は健康への意識が高い方も増え、セルフメディケーションという言葉もよく使われるようになってきました。体調が悪くなったらすぐ病院へ、というわけでもないでしょう。医療費の増加や病院の混雑、疲弊状態などはニュースなどでも見聞きしている方が多いはずです。

実際に通っている病院でもそういった点を感じている方も多いでしょう。すべての体調不良を病院で解決することが難しければ、自分で何とか対処していくしかありません。そうなると、大切になってくるのが薬をどう手に入れ、どう使っていくかということです。

病院で処方されたものであれば、その場で薬の説明や指導を受けられるかもしれませんが、自分で購入するとそういったこともなく、選び方や飲み方などに不安を覚えることもあるはずです。そういった時に薬剤師がいると、薬の選び方や飲むときの注意点などをアドバイスしてくれるので、適切に利用しやすくなります。薬は体に良い部分もあれば、副作用など危険な面もあります。適切に使うためには知識が必要になることもあるのです。

医師だけでは足りない部分を補う

体の不調や病気は医師が対応するものではありますが、それだけでは足りないこともあります。例えば具体的にどのように薬を飲むのか、詳しく指導する時間が取れないこともあるでしょう。大きな病院などでは三分診療とも言われ、短時間で多くの患者さんに対応することも多く、薬を処方してもその説明までしっかりできないこともあるものです。

そういった時に薬剤師が説明のフォローをすることで適切な服薬ができるようになります。また、医師も人間ですから間違った処方をしてしまうこともあります。知識と経験のある専門家なら処方ミスなどを見抜いて問い合わせることもあり、そういった形で命が救われることもあります。

飲みやすくする工夫もありがたいもの

薬の種類が多い人は、それぞれ一回分に自分で分けて飲むのは大変です。薬剤師が飲みやすいように一回分ずつ包装してくれることもあり、そういった形で飲む際のミスを防ぐことができるようになることもあります。

こうした対応もありがたいものです。