必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2024年04月23日

薬学の知識や技術を学ぶための大学選びのポイント

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将来は、薬剤師になりたいと考えている学生さんは多いのではないでしょうか。医薬品に深く関わる仕事に就くためには、大学で6年間の薬学教育や実習などを受講し、そのあとに国家試験に合格することが必須です。そのため、薬のプロとして活躍するためには、大学選びは慎重に選ぶことが大事です。ここでは、大学選びのポイントをいくつか解説していきます。

国家試験の合格率やカリキュラムの内容を確認

薬剤師になるための大学選びのポイントの一つに、国家試験の合格率を重視することがあります。実は、国家試験の合格率は大学によって大きく異なることがあるので確認が必要です。大学ごとに国家試験の合格率をリサーチして、高い合格率を継続的に維持している大学を選ぶようにします。

そして、合格率だけではなく、大学のカリキュラムの内容もチェックします。国家試験は、薬学に関した幅広い試験分野があり、高度な知識が問われることになります。そのため、基礎的な知識はもちろんですが、より深い専門的な知識にいたるまで、バランスの取れたカリキュラムを用意している大学を選ぶようにしましょう。

医療業界のニーズは日々変化しています。地域医療を通した服薬支援など、実践的な知識や経験が求められることが多くなってきました。大学を選ぶときは、実践力が培える実習や演習のカリキュラムの時間が多い大学を選ぶのも一つの方法です。

教員の質をチェックして大学を選ぶ

薬学を学ぶ大学を選ぶ際は、教員陣の質についても大事な要素となります。授業や実習の理解のしやすさ、学びやすさ以外にも、国家試験に合格するための質の高い受験対策を指導してくれるかという点は重要なポイントです。

それだけではなく、将来のキャリアプランニングについて相談ができたり、研究活動といった、学生さん一人ひとりのニーズに細かく対応できる教員が在籍する大学を選ぶようにしましょう。

大学の学費について情報を知っておく

薬剤師になるために通う大学を選ぶときは、学費に関する情報を知ることも大切なポイントです。6年間通う必要がある薬学部がある大学は、4年制の大学の他の学部と比較すると、学費が高い傾向があります。そのため、自身の経済状況と照らし合わせて、国立大学や公立大学、私立大学のそれぞれの特徴や学費の詳細を理解して大学を選択するようにしましょう。

また、大学の奨学金制度を活用できる場合もあるので、検討してみるとよいです。