必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2022年04月08日

多岐にわたるスキルが求められる薬剤師

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どんなスキルを持っていることが、薬剤師として重要なのでしょうか。実は薬のことだけではなく、人間性も大切で欠かせないポイントです。頼りにされる、また患者さんの健康の下支えをするためには、求められるスキルを身につけておくことがおすすめです。また、日頃から意識して取り組むと、評判や評価もアップしていくでしょう。

薬への高い専門知識と情報収集力

まず第一に必要なのは、何と言っても薬への知識です。薬といっても、処方されるものだけではありません。最近ではジェネリックも広まって希望する人が多くなっています。また、患者さんとの会話の中で市販薬の話も出るでしょう。

それらもメジャーなものくらいは成分や注意点などは把握しておくべきです。また薬も日々進化しますから、それを常に情報をアップデートできるように、自ら情報を集めるなど勉強する姿勢も大切です。

仕事の時だけではなく、仕事を離れても製薬関係のニュースや業界情報には、敏感に反応できる能力も求められます。

細かい作業と繰り返しを苦にしない精神力

薬剤師は処方箋にそって調剤する機会が多いです。その調剤もミリ単位で決まっていますから、細かい作業をしっかりと正確にこなしていく必要があります。ほんのちょっとの量の配合違いでも、薬の効き目が変ってしまいます。

最悪副作用が強く出てしまう可能性もありますから、人の命に関わる作業です。同じような作業の繰り返しに感じてしまいがちですが、その1回が命に影響するという強い意識と責任を持っていることは必須です。そのため繰り返しの細かい作業が苦にならない精神力と、集中力の持続も求められます。

少しでも間違えたらすぐにやり直すことができる、タフな気持ちをもっていることも重要なポイントです。

さまざまな立場の人々との連携力

調剤は一人でコツコツとこなしていくイメージがありますが、実はさまざまな関係先との連携が必要です。つまりコニュニケーションを取ることも多いので、つながりを大切にできることも求められます。

患者さんに薬の説明をしたり質問を受けたりします。このときの対応で安心感も違いますし、飲み間違いなどを防止することにも繋がります。もちろん、同じ職場で連携を取ることは必須ですから、同僚との声の掛け合いも重要です。

一人で全部をやるわけではないので、手伝ったり確認したりと、コンスタントな状況確認は発生します。また、看護師や医師と連絡を取ることも多いです。処方箋でわからない点や確認したい点が出てきます。意外と多く発生しますが、地道に連絡をして確認を取ります。

このときには忙しい病院相手ですから要領よく、でも確実に話をする必要もあります。このようにさまざまな相手と、それぞれ違った対応が求められます。これをうまく対応できるだけのコニュニケーション能力が必要になります。