必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2022年06月18日

薬剤の有資格者のやりがいをチェック

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薬剤師の資格を取ることによって、どんなやりがいがあるのか、それを知りたいと思うのは、今、勉強に励む学生の皆さんではないでしょうか。現役で活躍している方々がどんなところにやりがいを見出しているのか、チェックしてみましょう。

目に見える活躍ではない縁の下の力持ち

薬剤の有資格者からすると、新薬を開発することにより、一人でも多くの命を救うことになる、そうした喜びにやりがいを見出すといいます。もちろん、医師のように難しい外科手術を成功させる「目に見える」仕事ぶりではありません。

確実に評価される仕組みの縦社会で活躍ができるわけでなく、評価されたり、給料がドンと増えることもありません。しかし、現役で活躍している有資格者の多くは、人の健康を守ることに誇りをもっています。薬を通じて患者さんの健康を守っている、その役割にやりがいを見出すといいます。

元気になったであろう患者さんが、薬局や院内に来ないことが、一番の理想だといわれています。

やりがいを見出すために転職する

健康を守ることにやりがいを見出す薬剤師は多いようです。しかし、そうした内容にやりがいを見出せない学生もいます。病院実習において薬剤部長と仲違いをすることもあるといいます。薬剤の経験によって高給与ともいわれていますが、給与の面だけで薬学の勉強をすると、現場についていけなくなるといいます。

現役で活躍するからこそ、多くの有資格者が「転職」をしていることも知ってほしいと感じます。職能を多方面から見ることが重要だともいいます。医薬品や健康食品、化粧品を開発するケースもあります。開発にやりがいを見出す有資格者もいます。

そこにやりがいを見出せない有資格者は、科学捜査や麻薬捜査など、新たなフィールドに目を向けます。薬学を学んだことや、指導者として活躍したからこそ、予備校で講師をするケースもあります。検査機関で化学分析を行ったりと、意外と広い世界で活躍してみると、いつかやりがいを見出せるのかもしれません。

医師に対立できることがやりがい

なんといっても薬剤の有資格者は薬の専門家です。薬が関わるフィールドならどこにでも入っていくことができます。患者さんがいて、治療をするために医療チームがいます。とくに医師は、外来から入院患者さんを担当しながらも、病気に関する知識と技術を常に習得していかなければなりません。

早期発見、早期治療を第一に活躍しています。そのサポートをするのも薬剤の有資格者です。薬物療法が一例ですが、検査の指示をしたり、薬の処方を出すためには相互作用を薬剤の有資格者が判断しなければなりません。いわゆる監査ですが、よりよい治療を行うためには医師への修正業務もあります。

そこにやりがいを見出す有資格者もいます。