必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2022年10月15日

医師とのコミュニケーションは合わせることから

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チーム医療ではコミュニケーションスキルが高いことは重要で、薬剤師の役割として医師との情報共有があります。いろいろな役割があるのですが病院やクリニックでは、とりわけ治療をする医師との薬を処方する内容についてのすり合わせは大切なことです。

医師との情報共有や提案の仕方があります

経験の浅い薬剤師は医師への提案などはできませんが、経験を積んでスキルもある人だとチーム医療としてのコミュニケーションをとることです。結果的に医師への提案をするには、ただ長い経験があるからといって何でも言っていいわけではありません。

まずエビデンスの提出をしてどのような患者であり、薬との相性なども話ができるとベストといえます。医師は何でも話を聞かないわけではなく、あくまでも患者さんの為になる情報であればしっかりと聞く体制をもっているのがチーム医療です。

チーム医療のコミュニケーション

コミュニケーションに気をつけるには医師に話をする前に、性格の把握をしておくと話しやすくなることも少なくありません。性格が大柄な人だと提案をしても突っぱねられるだけの人もいますし、意見をするとは生意気だと感じる人も出てきます。

そうならないようにするには大柄な人のケースでは、素直な気持ちを伝えることの他にも、医師の意見を尊重する意思を示して自分の意見を上手く通すことで解決できます。性格的にあまり答えを言わないような無口な医師の場合には、質問をしながら意見を付け加えるようにすると、必然的に医師から話を聞けるようになります。

もちろんコミュニケーションを重視しているので、チーム医療がスムーズにしやすいように心がけてくれますが、人によって話し方を変えることで薬剤師は経験が豊富になってきます。

医療知識は過度にもたないことです

病院やクリニックで勤めていることで自然と医療知識が増えていきますので、様々なケースに対応できるようになることはスキルアップになります。もちろんコミュニケーションでも必要になりますが、過度な医療知識があると的確な仕事に支障をきたすことがあるので注意です。

通常は初期の頃は決まったカリキュラムに沿って患者さんに薬の処方をしますが、医療知識が過度になることで自分の意見を通してしまう傾向になります。そうなってしまうと基本的な医療提供が変更になったりするので、必要な知識はもっておいて、それ以上は何も知らないほうがチーム医療はうまくいきます。