薬剤師は評価が高く人気のある職業ですが、長く続けていくためには楽しいと感じることが大切です。そのためには、どのように考えれば良いのかという点について、少しでも参考になるようなことを書いていくつもりです。
■人のためになる楽しさが感じられる職業です薬剤師の仕事の大きなメリットは、人の健康のために役立つことができるということです。職業にはいろいろなものがありますが、他の人の役に立つということは需要が多くなると同時に、働く方の満足感にもつながります。
そして、この職業に就いて働く場合には、そんな利点を十分に実感することが可能になります。また、この職業を選ぼうと思ったときのきっかけとして、「人のためになる」ということが大きな理由になっていた場合も多いはずです。
ですから、働いているときに改めてこのことを思い出し、自分の仕事に誇りを持つようにすると、楽しいと感じながら働くことができる可能性が高くなるでしょう。
この職業の場合、働く場所は調剤薬局や病院などいろいろなところがありますが、ただ調剤するだけでなく、お客さんや患者さんに薬の飲み方や注意点を指導するなど、直接人と接する場合も多いと言えます。そして、薬の正しい知識を得られたり、薬で元気になった人達の笑顔や感謝の言葉などがあれば、嬉しくなってこの職業の楽しさを感じられるようになることでしょう。
お客さん達と接することが多くなれば、辛い気持ちになることがあるかもしれませんが、人の健康に役立ちたいという気持ちがしっかりしていれば、感謝してくれる人は出てくるはずです。そして、そんな中で良い結果が生じてお客さん達が元気そうにしているのを見れば、余計嬉しくなったり、楽しさを実感したりできるようになるでしょう。
薬剤師が病院などの医療機関に就職した場合は、医療チームの中のメンバーの一員ということとなります。そしてその場合は、責任は重くなりますが、医師や看護師など他の医療関係者との連携があり、仕事面でより成長できると同時に、職場でのチームワークの大切さを感じることにもなるでしょう。
医療関係者にはいろいろなタイプの人がいますが、その多くは「患者さんの健康維持に役立ちたい」という共通の思いを持っているはずなので、その目的に向かってそれぞれの立場で全力を尽くすところを職場の仲間として体験できることは幸運なことでもあり、そのような流れを楽しいと感じられる可能性は高いと言えるでしょう。