必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2017年06月02日

どうすればなることが出来るのか

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医師と並んで人材不足が深刻化している薬剤師になりたいと考えている方に向けて、今回はどのようなステップを踏んでいけば国家試験を受験することが出来、なることが出来るのかといった点に関して記載していきます。

一般的な大学と異なり6年間通う必要がある

国家試験の受験資格を得るためには、必ず薬学部を卒業する必要があります。平成18年に法律が改正されて以降、4年制から6年制に変更になり、大学には6年間通う必要があります。

短期大学や専門学校、更には大学の夜間部などにはこの学部は存在しないため注意が必要です。では実際に大学ではどういった知識を学ぶことになるのでしょうか。多くの方は様々なことを深く学ぶ必要があると考えていますが、実際は広く浅く様々なことを学ぶ学部です。

というのも、薬剤師の仕事内容はただ単に医師が患者に渡した処方箋を基に薬を提供する以外にも様々な活躍範囲があり、そんな全ての分野を学ぶ必要があるからです。

活躍の範囲は様々な場所にあるからこそ

一般的にこの職業の方と遭遇することが多いのが薬局です。薬局では処方箋を基に患者に対して薬を提供、そして服薬指導を行います。そのため多くの方は薬局や病院でしか働くことが出来ないと考えていますが、実は違います。

活躍の範囲は非常に広く、薬局や病院以外にも学校専属のスタッフとしてプールの衛生管理を行ったり食品衛生や公衆衛生管理を行う仕事、また公務員として薬事法の改正等に関係する仕事や、麻薬取締官として麻薬の取り締まりを行う仕事、更には医薬品の開発など様々な道が用意されています。

そのため、活躍の範囲は非常に広く、様々な分野を学ぶ必要があるため、広く浅い教育が提供されています。

学費は決して安くないため注意が必要

しかし、様々なことを学ぶ必要があることや6年制ということもあり、学費は決して安い金額ではありません。勿論、学費を少しでも安く抑えたいと考えた場合は公立大学に進学することで私立と比べて圧倒的に安い学費で学ぶことが出来ますが、当然その分競争率も高く非常に難関です。

そのため私立への進学を検討する方も多くいますが、私立大学の場合は卒業までに何千万というお金を払う必要があるため、裕福な家庭ではない限り非常に苦労を強いられます。そのため、薬学部に進学をしたいと考えている方は、それだけ多くの学費が必要であるということを念頭に入れておきましょう。

薬剤師になるためには必ずこの学部を卒業する必要があります。しっかりと情報を集め、最適な大学に入学しましょう。