必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2017年07月01日

院内にある医薬品の情報や新薬の情報の管理

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院内では多くの医薬品が使われています。在庫や場所などは把握されていますが、治療に合った薬との関係等細かい情報は人が行う必要があります。また、今はないが治療に役立てる薬の情報も必要です。それらを集めて管理します。

院内の医薬品の情報を管理する業務

薬があるところとしては、調剤薬局があります。その他、病院内にもたくさんの薬があります。医薬分業が進んでいるので薬はないように感じますが、外来患者に対して治療をするときに必要になります。そして入院患者に投薬をしなければいけません。

手術の時など特別な場合に必要になる薬もあります。薬剤師の仕事としてDI業務がありますが、院内の医薬品の情報を管理することを行っています。コンピュータで管理されていたり、保管場所などが決められているので専門家などは必要ないと感じるかもしれません。

コンピュータでは在庫などの管理はできても、必要性まではわかりません。人の力でないと管理できない部分もあります。

新薬情報を収集して治療に役立てる

薬は、全世界において日々開発が進んでいます。もちろん日本の製薬会社でも進められていて、製品化もされています。新しい薬は、それまでの薬よりもいい面を持っている可能性があります。一方であまり利用されていないので、副作用がどう出るのか気になることもあるでしょう。

病院で勤務をする薬剤師の仕事としてDI業務があります。医薬品の情報を管理することになりますが、新薬情報を収集して情報提供を行うことがあります。それぞれの病気の治療にはそれに合った薬があります。

その分野で新しい薬が出てくれば、その薬が使えるかどうかの調査などを行います。必要に応じて医師などに情報を伝え、治療に役立ててもらえます。

患者とのコミュニケーションはない

薬剤師として仕事をするとき、病院勤務を希望する人の中には患者とのコミュニケーションを求めることがあります。調剤薬局の場合、窓口の担当ならコミュニケーションをしますが、裏手で調剤をする人はコミュニケーションを行いません。

一方、患者のいる職場であれば、患者に対して薬の内容を話すことができます。ではDI業務であればコミュニケーションが可能かですが、患者とのコミュニケーションはないと考えていた方がいいでしょう。

基本的には、この担当をすると専属になります。これのみをするので、他の調剤などは行いません。コンピュータ上にある薬の情報であったり、新薬の情報を入手することに専念をします。