必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2017年07月05日

製薬会社に勤務することで出来ることは

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薬剤師は、調剤薬局やドラッグストアに勤務するだけではありません。その内容は、勤める企業や職場によって大きく変わって来るものであり、幅広い人間性を求められる場合も出て来ます。そんな職種にはどんなものがあるのか、調べてみましょう。

薬局関係で働く場合に考えられること

薬剤師の半数以上が勤務すると言われるのが薬局関係と言われます。この薬局と言われるものには、調剤薬局や街での薬局やドラッグストア、更にはそして病院内にある薬局になります。

この薬局で働く人の多くは、医師が書いた処方箋から患者へ薬を提供することをしています。その時、処方箋に不備はないかとか、患者さんへの服薬指導などを行うことになります。また、ドラッグストアなどで働く人は、一般医薬品の販売と薬の相談業務が主なものとなります。

ですがこのドラッグストアで働く時には、薬だけの販売で終わらず、忙しくなるとレジ打ちとか品出しといった作業を行うことも出て来ると言われています。

製薬会社で働くことでの考え方は

また薬を調剤するなどのことを全くしない職業もあります。それが製薬会社などで働く場合です。この製薬会社で働く場合、やはり新薬を開発する創薬がメインと言われます。

薬を新しく開発するには、相当な研究量と臨床試験が行われることになります。そのため莫大な費用が伴うことが多く、会社の命運をかけていると言っても過言でないと言えるでしょう。高度な知識を求められることから、選ばれた人が就く職業とも言われます。

またDI業務と言われる職種もあり、医薬品の情報を管理する業務です。薬の副作用とか臨床現場におけるデータ、更に日々研究が進む医薬品に関しての情報を収集管理して、必要とされる人への情報提供と言った大事な仕事もあります。

資格がなくても出来る職種にMRがある

またMRと言われる職種もあります。病院担当と開業医担当があると言われます。この人たちは、自社が開発した医薬品を普及させることになります。適正に使用してもらうことや、安全性、有効性などを医師などにその情報を確実に提供する仕事です。

以前は、営業職とも言われたのですが、MR認定制度が導入されたことから、各人のレベルアップが計られることになりました。この仕事をする人は、薬剤師の資格がなくても出来るものとなります。ですが、医師などの信頼を得るには、資格を持っていることが強みになることは間違いありません。

そこには、大学で学んで来た知識と言う大きな存在があると言えるからです。そして将来、調剤薬局開業を考えている人には、最適な立場にいるとも言われます。