必見！薬剤師の仕事を学ぶ

これほど不安定な時代ですから就職や転職で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そんな中で昔から人気なのが安定して働ける公務員という職種です。公務員のメリットと言えば、給料は安いけれど安定を手にできる、ということ。薬のスペシャリストでも公務員の道はあるのですね。

薬のスペシャリストなら、その就職先は病院やクリニックの調剤薬局で、そこで薬を調剤するか、またドラッグストアで店員として第一種医薬品を販売するか、あるいは製薬会社などで新薬の研究開発に携わるか、などの働き場所を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

一般的にはそうしたところが薬のスペシャリストの職場になっていますね。しかし、今は薬剤師さんでも公務員を目指す方が多いのですね。公務員は安定して働けるところですから昔から人気があります。

しかし、やっぱり入るのが難しいということは事実です。特に転職して公務員を希望しても定員が少ないとなると、これは厳しいですからね。

薬剤師さんが公務員として働く現場は保健所ということになります。公務員にはたくさんのメリットがあり、昔から人気がありますよね。一つには将来を安定させることができるということ。

また、社会保障も完備され、勤務も週休二日制というのは大変に魅力です。公務員としてここに勤務するということは地方公務員勤務となります。薬のスペシャリストとして調剤薬局で働く場合は、薬の調剤業務というものがあたりまえのようにありますが、ここではこの業務がほとんどありません。

調剤業務は言ってみれば薬のスペシャリストの当然の仕事というイメージがありますが、これがないとなると少々戸惑う方もいるのではないでしょうか。しかし、ここではもっと違う大切な業務があるのですね。

薬剤師さんが保健所に勤務してそこで業務を行うとき、いったいどういう仕事があるのかといえば、たとえば調剤薬局や病院、クリニックなどの開設許可に関する法律に基づいたさまざまな業務を始め、衛生管理を行うための科学的試験なども行います。

また、近年大変に問題となっている食品衛生関連についてですが、そういう類の問題が起こったとき、すぐに検査に入ってその問題の原因を追究し、再発防止のための指導など行うことも大切な業務となります。こうした食品衛生に関係する事故などは、最近ではかなり頻繁に起こっていますね。

これらの事故を未然に防ぐための努力も必要になります。いろいろとやりがいのある公務員の仕事ですが、就職や転職を考えても、定員が少ないことからも分かるように、なかなか入ることが難しいのが現状です。