必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2017年07月26日

薬のプロとしてさまざまな場所で活躍する薬剤師

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薬剤師は薬局や病院にて患者と医師との間に入るだけでなく多くの業務を行っています。市販薬へのアドバイスだけでなく用品購入へのアドバイスも行っています。さらには企業や行政にて働いたり、災害時には医療従事者としてさまざまな薬のプロとしての業務を行います。

薬局や病院で行うサポート業務と患者へのアドバイス

薬局や病院での役割は、薬の情報提供とサポート業務です。薬には医師の処方箋に基づいて調剤する医療用の薬と処方箋なしでも購入できる市販薬の2種類があります。

薬や病院では処方箋に基づく調剤を行うだけでなく、複数の医療機関から処方されている薬がある場合には、複数の薬や市販薬との飲み合わせのチェックや服薬指導、そして薬に関する情報提供などを行います。医療機関では入院患者や外来患者の位置文意医薬品や注射や苦の調剤、救命救急時の薬剤の業務なども行います。

薬局では調剤以外にも市販薬購入時や介護用品やベビー用品のアドバイスも行っています。最近では入院治療後に在宅医療も行われるようになり、在宅治療をしている患者さんの家に行きサポートする仕事も行っています。

製薬会社や国の機関などでも業務を行っている

薬剤師は薬局や病院以外にも活躍しています。製薬会社や国の機関なども業務を行っています。製薬企業では新薬の開発に携わり、医薬品を適正に使うために必要な情報を現場の医療従事者に伝える役割があります。

また医療現場で得た医薬品の情報を件mきゅう開発部門などに伝える医薬情報担当という役割もあります。医薬品卸売販売業は製薬会社が開発した薬を医療現場に良い品質のままに届ける業務もあります。厚生労働省では麻薬取締官として違法薬物の取り締まりを行いますが警察官と同じ権限が与えられています。

違法薬物を販売や使用している人を逮捕したり、押収した違法薬物の成分を調べることも行います。公務員として麻薬取締官だけでなく行政薬事監察員や食品衛生監視員などの業務もあります。

災害時には多くの医療従事者がサポート業務を行う

災害時には多くの医療従事者がケガをした人や持病がある人、体調が悪くなった人などへのサポートを行います。避難所にて持病がある人がいままで使っていた薬を割り出します。

いままで利用していた薬の名前や種類ははっきりしていない患者さんは少なくありません。はっきり覚えていない患者さんから病気の名前や薬の形状や色や服薬する時間などさまざまな情報を聞きだし薬を特定していく作業を行います。

また医師への薬の質問をサポートし、避難所にある薬で対応できるか提案する作業も行います。支援物資が届けられるようになると薬の分類や整理整頓などの薬の管理を行っていきます。また災害時には衛生面が心配されるため衛生用品の管理や消毒薬の配布・使用法の指導、消毒作業、井戸水などの水質検査などを行います。