必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2017年08月08日

有資格者のドラッグストア勤務の仕事内容について

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ドラッグストア勤務をする薬剤師の仕事は、調剤薬局や病院勤務などに比べるとOTC販売が主体となり、接客業務などを含め就業形態が異なってきます。大きな責任のある仕事も任されますので、あらかじめ知っておくべき内容を見ていくこととしましょう。

OTC販売における専門家の重要性

OTC医薬品ドラッグストアで医師の処方箋なしに購入することができる薬のことです。一般用医薬品として分類されるています。利用者が薬剤師や販売者から必要な情報を提供してもらい、最終的には自分で判断して購入するものとされています。

購入者は専門家の話を聞くことが購入の条件となっていますので、専門家の存在は必要不可欠であるといった背景があります。専門性の高い知識や経験が求められますので、ドラッグストアでは、資格を持つ人に対して待遇を厚くしている傾向があります。

ドラッグストアに勤務しますと、調剤のしごとをする機会は激減しむしろ医薬品販売など、接客業務がかなりの部分を占めるようになりますので、転職を希望する際にはあらかじめ留意しておく必要があります。

資格の優位性を活かしたライフプラン

結婚、出産などを理由として退職を余儀なくされた女性が、生活が落ち着いたところで復職を検討した際に、就業先を見つけるのに苦労するケースが少なくありません。薬剤師の場合は、その専門性から需要が高くブランクがあっても復職が比較的、容易あると言われています。

資格を持っている優位性を活かして、ライフプランを立てやすいといったメリットがあります。しかし、いきなり調剤薬局や病院勤務を選択すると、休んでいる間に新薬が開発されたり、就業環境が変化している場合もあります。

そこで、新しい情報を入手したり、資格取得を目指して、ドラッグストアでのパートもしくはアルバイト勤務を選択する方も少なくありません。

ドラッグストアでOTC販売する場合の注意点

資格者を採用することには、店舗側も勤務してもらうことで、販売できる医薬品の幅が広がりますし、もともと必要とされている資格者であることから、有利な労働条件で就業できる可能性があります。しかし、調剤薬局や病院とは異なる労働環境となりますので、面食らってしまう方もいますので、予めどのような職場なのかを知っておく必要があります。

職場においては、接客業務が必要になるだけでなく、専門家として頼られる立場になります。お客さんの疑問や、困ってる状況に対して適切なアドバイスが求められます。店舗の信用に直結する対応となりますので、責任はとても大きなものとなります。

調剤薬局や病院とは、大きく異なる点です。