必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2017年08月10日

資格を活かして、更なるステージで活躍できる

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医師から処方された薬を調合し販売し、薬の管理をすることが多い薬剤師ですが、試験に合格すれば公務員として働くことも可能です。公務員の中でも、薬や化学に関する専門知識を用いた特殊な任務を任される場合が多くあります。

試験に受かれば公務員として働く道もあります

薬剤師になるには、薬学部を持つ大学に入学し、必要な単位を取得後、国家試験に合格する必要があります。その後、薬局や病院などで医師から処方された薬を調合し提供することが主ですが、その他にも製薬会社で新薬の開発を行ったり、公務員として働く道もあります。

公務員として代表的な職場が保健所です。健康診断などの地域住民の健康に関する仕事や衛生管理、伝染病への対応が主で、医療全般に携わることが多いのが特徴です。よって、薬だけでなく病気や体のことについて多くの知識が求められ、また、公務員試験に合格することも必須となっています。

採用する市町村によっては狭き門ですが、地域に貢献したい人にお勧めです。

地域に貢献し、人と関わりたい人にお勧めです

公務員として保健所で働く時のメリットとして、福利厚生の充実や休みの取りやすさが挙げられます。土日祝日は完全に休みで、産休や育児休暇が取りやすく、決められた給料や昇給が保証されています。転勤が少なく、住民の健康と長期間関わる事が多いため、地域に貢献したい人にお勧めです。

また、健康や病気について知識を問われることがあり、薬を含む医療全般に興味があり、人と関わることが好きな人に向いています。更に、住民に多い病気やその土地の気候、特色などの情報を持つことが大切です。例えば、糖尿病が多い地域での対策や、気温が高い地域での予防法、伝染病や井戸水の検査などです。

よって、その地域について多くの情報を持っている必要があり、つねに新しい知識を仕入れ勉強する姿勢が求められます。

正義感が強く、国の安全を守りたい人にお勧めです

その他、公務員として麻薬取締の現場で働く道があります。空港などで麻薬を所持していないか検査するため、薬について専門的な知識を要します。時には麻薬常習者と相対したり、麻薬を扱う違法な組織との遭遇もあるため、大変危険な仕事と言えます。

しかし、違法な犯罪者を取り締まり、国の安全に貢献するため、正義感が強く、国や住民の安全に関わりたい人にお勧めです。転勤が多いのが特徴で、警察官との仕事が多く同じ訓練を受けることがあります。

基本的に土日祝日が休みですが、非常時には緊急出勤もあります。体力に自信があり、国の安全に貢献したい正義感が強い人にお勧めです。このように、薬剤師の資格を持ち、薬や化学の知識を使って、市町村の住民や国の安全と関わる働き方があります。