必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2017年08月11日

講習に参加して認定資格を取得することから始めよう

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HIV感染症専門薬剤師は、認定資格を取得することで認定資格を取得することができます。性病の広がりを見せている近年では、この認定資格の需要が高くなる可能性があります。スキルアップとして検討してみてください。

認定資格を取るための準備をしよう

薬剤師は様々な認定資格があり、その1つがHIV感染症専門薬剤師です。これは普通に仕事をしているだけでは取得することができず、HIV専門の講習を得て認定審査に合格する必要があります

講習への参加方法や認定資格に関しては、日本薬会で確認することができます。毎日の業務をこなしながら時間を見つけて勉強を進める必要があるため、まずはスケジュール管理等をしっかりとやっておきましょう。HIVに関連する職場は主に病院ですが、別に認定資格がなくても働くことは可能です。

ただし、専門性という意味合いでは、チーム医療において専門者が在籍している方が高度な治療が可能となることは間違いありません。

今後は需要が高くなる可能性がある

日本では、HIVの感染推移が年々増加している傾向があります。2002年あたりから2008年まで増加傾向を辿り、その後はやや落ち着きを見せています。医療技術の進歩やネット社会における情報の流れを考えると、本来はHIV感染者は減少しそうなイメージが持たれます。

しかし、実際は想像とは裏腹に高い推移をキープしている状況であり、今後においても感染者が増加する可能性は十分にあります。こうした状況を考慮すると、HIVの認定資格を取得しておくと有利に転職できるケースがあり得ます。

また、資格を取得しておく方が専門性の高い病院で働けるチャンスを得やすくなるのは間違いないため、興味がある方は取得しておく方が良いです。

一般的な業務ではメリットを発揮することはない

HIV感染症専門薬剤師になったら、その知識を活かせる職場へ転職をしましょう。薬剤師の一般的な業務として、自宅の近くにある病院や調剤薬局ではHIVの知識が必要となるケースは殆どありません。

基本的にはHIV専門の病院へ勤めるのが理想であり、調剤薬局で働くならHIV専門病院の処方箋が流れてくる調剤薬局で働くのがベターです。人によっては別の地域へ引っ越しをして転職をしなければならない為、勤務先も考慮しながら認定資格を取得するかどうかを判断するのが好ましいです。

時間をかけて資格を取得したのに毎日の仕事で活かすことができなければ宝の持ち腐れです。そうならない為にも、勤務先をどうするのかも考えながら検討してください。