薬剤師の職場として多くの方がイメージする環境は、病院や薬局などといった現場ですが、実はそういった環境以外にも公務員として働くという選択肢もあります。そこで今回は、そんな中でも地方公務員として働く魅力に関して記載します。
転勤がない上に安定していること地方公務員の場合、国家公務員と異なり転居を伴う転勤が基本的にはありません。そのため面倒な転勤がなく安定した環境下で働き続けることが出来ます。国家公務員の場合、日本全国に転勤する可能性がありますが、国家公務員ではない方らこそ、その可能性もないため、安心して生活を営むことが出来ます。
また、これは地方・国家公務員どちらも同じことが言えます、民間企業ではないため景気に左右されることはありません。倒産する心配もないため、仕事の心配をすることなく働くことが出来ます。民間企業の場合は、倒産や転居を伴う転勤を求められる場合があります、地方の公務員の場合はその心配もありません。
公務員の場合、勤務年数が長ければ長いほど給料が上がっていきます。毎年確実に昇給していくため、生活も安心して営むことが出来ます。民間企業の場合、今持っているスキルや勤務態度などを考慮され昇給が決まるため、状況によっては昇給するどころから今までの給料より安くなってしまう可能性はありますが、公務員の場合は基本的にその心配もないため安定したライフプランを考えることが出来ます。
堅実な人生を送りたい、そんな考えをお持ちの薬剤師の方には最適な職場環境と言えます。勿論、国家公務員と比べれば給料は安くなってしまいますが、それでも生活を営む上では十分な給料を得ることが出来ます。
公務員の薬剤師求人情報は決して多くありません。募集するとしても若干名採用である場合がほとんどです。しかし、そんな求人に多くの方が応募するため、非常に厳しい選考となります。
公務員になるための予備校などを積極的に活用しながら、確実に合格を手に入れる努力をしましょう。求人情報は、各自治体のホームページ等で掲載されています。空きが出れば募集することが多いため、定期的に求人情報をチェックすることが重要です。
安定して働くことが出来る環境下で、しっかりと専門職としてのスキルを身に着けていきたい、そんな考えをお持ちの方は公務員として働いてみましょう。そして専門的スキルを向上させましょう。