必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2017年10月21日

処方箋不要のOTC医薬品販売や接客まで幅広く対応

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医薬品の国家ライセンスを取得したら、国内のあらゆる企業や勤務先で、薬科大学で得た医薬品知識を武器に仕事をすることが可能です。働く職場環境として処方薬だけではなく、処方箋不要の医薬品販売をしたり、レジ打ちや商品説明をする職場を選ぶこともできます。

お客さんのニーズにマッチした医薬品を提案

ドラッグストアで働く薬剤師の業務として、症状に合った医薬品の提案もあります。第一類医薬品を取り合い使うお店には、必ず医薬品の国家ライセンスを持つ人材が必要であり、取り扱い医薬品には処方箋に基づいてはいません。

調剤薬局ではないため、お客さんの症状や求める内容をヒアリングして、その人のニーズにマッチした医薬品提案をすることも求められます。病院での処方箋不要の医薬品を取り扱うだけに、日ごとからお店で取り扱う医薬品類の種類から、効能までを把握しておいて、お客さんの医薬品選びの相談に応えられるようにしておくことです。

病院や調剤薬局のように医師の処方箋無しでお客さんは薬を選ぼうとするので、医薬品のプロはそこで自分の力を発揮することになります。

商品の品出しをしたりレジ打ちまど雑務全般に対応

ドラッグストア勤務の薬剤師の作業として、品出しやレジ打ちなど雑務全般に対応です。品出しといっても医薬品を棚に並べるだけではなく、内容的に日用品も取り扱うお店ですから、ボックスティッシュや入浴剤に洗剤など、取り扱う商品すべての品出しもします。

ほかの正社員やスタッフたちと同様にレジ打ちもこなしますし、店舗によってはレジ打ちをしながら袋詰めをすることもありますので、雑務は何でもするのが基本です。倉庫から商品を運んできて棚に商品を陳列したり、オープン前や手の空いた時には店内の掃除をしたりすることもあります。

国家ライセンスを取得しているとはいえ、勤務する職場環境によっては総合的な雑務をすることはよくあることです。

調剤併設の店舗の場合は調剤や服薬指導も

ドラッグストアの中でも調剤併設型の店舗勤務の場合は、薬の調剤や服用の指導も仕事です。調剤併設型の場合は、調剤から処方箋を持ってきた患者さんの服用指導に、薬歴管理まで行いますから、調剤薬局とほとんど同じ仕事だと言えます。

ですがOTC医薬品も取り扱っていますので、お客さんからサプリメントや、一般医薬品の相談を受けたら、その対応もするのが基本です。素人からすれば風邪で熱っぽい時でも、数ある風邪薬の中から、どれを選べばいいかわからないので、そうした相談にも乗って提案をします。

ダイエットのための健康食品を選ぶにしても、お客さんの中にはどれが良いか相談を持ち掛ける人もいるので、ダイエットサポートのサプリなどの提案をしたり、知識をはっきするシーンは多いです。