必見!薬剤師の仕事を学ぶ

2017年12月03日

調剤薬局で行われる薬剤師の主な仕事

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調剤薬局での仕事は、薬剤師として患者さんにわかりやすく説明することが重要になってきます。患者さんの中には、薬を飲み慣れている人たちもいますが、逆にその薬を初めて飲む人もいます。初めての薬に対しては、飲むことで副作用が出ないか気になってしまうでしょう。この患者さんの不安を和らげるためにも、薬に対しての説明を行う必要が出てきます。飲むことで、どのような効果が期待できるのか説明をおこなったり、副作用が出ていないか動作や話し方、顔色などから瞬時に判断する能力は必須です。説明を細かく行うだけではなく、患者さんの様子にも目を光らせてみるとよいでしょう。また、人によっては、複数の薬を処方されることも多いですが、飲みやすさも考えないといけません。それぞれの薬をシート状のままで処方するよりも、ひとつの袋に入れて処方したほうがはるかに飲みやすくなってきます。調合薬局では、患者さんの意見を聞いたうえで、処方された薬をまとめる作業も行われています。袋にまとめてしまえば、そのまま飲むことができるので高齢者の方も飲み忘れを防止することが可能です。また、仕事場にもっていったり旅行の際にも、袋のままで持ち歩きすることができるのでとても便利になってきます。薬剤師は、患者さんの要望を聞き、上手に薬を飲むことができる環境を提供することも、ひとつの大事な仕事になっています。この配慮があれば、患者さんの健康を守ることができるでしょう。さらに、薬の処方だけに留まらず、医師と連携していくことも重要です。医師も、患者さんの状態を注意深く見守っていますが、薬があまり効いていなかったり、気が付かないうちに副作用が起こっていることもあります。医師でも気が付きにくい変化を敏感に感じ取ったら、医師にその旨連絡を入れないといけません。忠告を行うことで、処方を変えていくことができ、患者さんの健康管理を陰ながら行えるようになってきます。